小麦色に日焼けした肌は健康的な印象ですが…、
皮膚科学的には、日焼けは紫外線による皮膚の急性障害と言われています。
日焼け後のスキンケアを怠ると、秋冬の皮膚トラブルの元になることも。
「皮膚が黒くなる」=「皮膚が極度に乾燥する」
皮膚が黒くなるという現象は、UVA(長波長紫外線)が皮膚の基底層のメラノサイトに働きかけ、メラニンが作られて色素沈着した状態です。このとき、皮膚の表面は極度の乾燥状態に!
乾燥すると、皮膚の防御層が壊れるのでかゆくなったり、湿疹ができたりします。
これが秋から冬にかけての皮膚トラブルの原因になるため、しっかり保湿してあげましょう。
保湿剤の種類
●ワセリンなどの皮膚表面から水分を逃さない油性のもの
●アミノ酸や尿素など皮膚に水分を与えてくれるもの
があります。
保湿剤を塗るポイント
入浴後5分以内に水分を逃さないように塗ってあげることが鉄則です。
肌に良い食べ物で、カラダの中からスキンケア
食べ物も健康な皮膚を作るために大切です。
*皮膚の保湿成分の生成に関与するビタミンA
ニンジン・カボチャ・卵黄・魚介など
*コラーゲンの形成のためのビタミンC
皮膚の老化を防ぐ抗酸化剤としてのビタミンE
大豆・ゴマなど
*亜鉛や鉄などのミネラル
牛肉・レバー・魚介・ゴマ・海藻・チーズなど
*腸内環境を整えるプロバイオティクス
ヨーグルト
涼しくなってきて、そろそろ食欲も復活する季節。
美味しいものを食べて夏の疲れを癒したら、親子で元気いっぱいに充実の秋を過ごせそうですね!