秋から冬にかけて、咳に悩まされることが多くなりますね。

「風邪は治ったのに、咳がしつこく続いてしまって…」

そんなお声もよく伺います。

咳は、風邪の症状の一つで、鼻汁が喉を流れ落ちた時、痰を出そうとする時に出ます。

身体を守るための反応なので、必ずしも咳は止めないといけないわけではありません。

しかし「咳の為に眠れない」「咳こんで吐いてしまう」などの辛い状況の場合はお薬を使った方が良いので、受診をおすすめ致します。

また、風邪の時の咳や鼻汁は、2週間ぐらい続くことがよくありますが、咳が3週間以上続くときは、診断を受けた方が良いでしょう。

副鼻腔炎気管支炎・咳喘息などのアレルギー等の場合があります。

以下のポイントがわかると、診断の助けとなります。

受診前にお子さんの様子を観察してみてくださいね。

咳が多い時間帯
何をしている時に咳が多いか
場所や天候によって咳の頻度が変わるか
咳以外の症状を伴っているか

また、夜しか咳が出ない場合は、咳をしている時の様子を携帯の動画で撮って見せていただく事もあります。