水遊びが楽しい季節!
この時期に流行するのが水いぼ。
放っておいても治るものですが、治るまでに数年かかることもあり、その間にさらに身体に広がったり、またはとびひになったり、人にうつしたりする恐れがあります。

みずいぼを取らないと入れないというプールもあります。
一度に取れる水いぼは、10個ぐらいまで。
たくさんある方は数回に分けて計画的に取りますので、早めに治療を開始しましょう。

 

みずいぼ

 

 

 

 

 

 

 

治療法

 診察後、治療についての説明を受けた上で、

様子を見る/水いぼをとる

のいずれかの治療方針を選択して頂きます。

 

【 様子を見る場合 】

みずいぼは自然に治ることが多いので、そのまま様子をみるのが基本です。
(保育園のプールでは、ラッシュガードを着て入るところもあります。)

皮膚の乾燥や周囲に湿疹ができて掻いてしまうと、みずいぼがつぶれて周囲に増えてしまいます。
 その予防にスキンケアも並行して行います。

みずいぼが多数で、少しでも早く治したい場合は、ヨクイニンという漢方薬を処方することもあります。

 

【 水いぼをとる場合 】

1)予防接種の予約ページからご予約(ワクチンの種類の最後に水いぼの項目があります)。

初診の方につきましては、まず一般診察をご受診ください。
(当院で水いぼがどうかの診断と治療方針を決めるため)

 

2)ご来院前に麻酔テープを貼る。

ご来院の1時間半以上前に取りたい水いぼに痛みを和らげる麻酔テープを少し大きめに切り、水いぼ周囲の肌につくようしっかり貼りつけてください。
注:1回に取るのは10個ぐらいまで。みずいぼの状態によっては取れないものもあります。

 

3)みずいぼが取れる状態か確認し、専用ピンセットで取っていきます。
 (所要時間 5~10分程度)

 

4)治療当日はシャワー浴のみ可能です。翌日からは入浴して頂いて大丈夫です。

 

 

 

水いぼ
ウイルスが原因でおこる皮膚の感染症で、正式名は伝染性軟属腫。
胸やおなかなど皮膚の薄いところや脇の下などの皮膚と皮膚がこすれるところにできやすい。