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かかると怖い日本脳炎は、蚊が運んできます。

日本脳炎とは・・・

このウイルスに感染した蚊に刺されることで発症する脳炎です。蚊が発生する夏に多くみられます。

ここ数年、日本国内でも小児の日本脳炎発症例(11か月~10歳)があり、昨年は生後11ヶ月のお子さんが発症し、後遺症が残ったという報告もあります。

日本脳炎ワクチンの標準の接種年齢は3才となっていますが、実は生後6ヶ月からなのをご存知ですか?

以下の項目に該当するお子さまには、生後6ヶ月になったらできるだけ早く接種し、発症を防ぐことをお勧めしています。

 

● 下記の地域にご実家がある・滞在することが多い

西日本

沖縄 宮崎 鹿児島 熊本

福岡 大分 佐賀 長崎

山口 鳥取 兵庫 高知 香川 三重

東日本

静岡 山梨 千葉 茨城

● 東南アジアや中国・韓国に海外旅行に行く(日本脳炎流行地域

※「日本脳炎」という名前から日本だけの病気と思われがちですが、日本からフィリピン、インドあたりまで、東南アジアで流行している病気なのです。

 

早く接種しても抗体保有率に変わりはないことは証明されています。

また、今年は猛暑が予想され、蚊の活動期間が長いと思われます。

特に上記の地域に関係なくても早めに接種しておいた方が安心かもしれません。

詳しくは日本小児科学会のホームページをご覧ください。

 

【こちらもチェック】2016年6月19日のNHKニュース

「日本脳炎 生後6か月から予防接種呼びかけ 千葉県」