過去の記事: 9月 2019

【穴場】本気すぎるお月見スポット!

観月橋と十五夜の月

観月橋と十五夜の月

 

このブログにお月見シリーズ三部作を書いてしまうくらい、私は自他共に認めるお月見好き。

お月見イベントはまめにチェックして、毎年楽しんでいるのですが…。

今回はそんな私も驚いた、本気すぎるお月見イベントをご紹介したいと思います!

 

それは、けいはんな記念公園内の水景園で毎年開催されている観月の夕べ。

(京都・相楽郡精華町)

美しくライトアップされた日本庭園で楽しむお月見です。

 

※以下は2018年開催時の模様。

 

水上舞台では月の音楽会が

けいはんな記念公園内の「水景園」で行われる観月の夕べ

 

 

本気すぎるポイント① 会場はお月見のために設計された日本庭園

 

月を見るための橋とは…?

月を見るための橋とは…?

 

こちらはお月見会場の水景園。

全長123メートル、高さ10メートルの巨大な橋が架かっています。

その名は ”観月橋”。

”月を観る橋”と名付けるだけあって

「そこまでお月見に特化する?」

という仕掛けが隠されています。

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その仕掛けとは…

十五夜の夜には、この橋の延長線上に月が昇ってくるというもの。

 

文字だけではわかりづらいので、十五夜の月の出の方角を元に予想図を描き起こしてみました ↓

転載禁止

※上の写真と反対方向の眺め

 

橋の消失点の向こうに現れる月…

その完璧な構図は、まるで絵画のよう。

さらに、月の出る方角は日によって変化する為、これは一年にたった1日だけの特別な光景なのです!

 

緻密に計算され尽くしたからこそ生まれたダイナミックな景観。

お月見の粋ここに極まれり、といったところです。

この風景を生み出した造園技術にとても感動しました。

 

気になって調べてみると…

この水景園、第11回都市公園コンクール設計部門 建設大臣賞を受賞されていました。

納得です!

 

そして実際に、十五夜当日に橋の上で撮影した写真がこちら ↓

観月橋の上から月を眺める

観月橋の上から月を眺める

 

月の出から数時間経過しているため月の高度が上がり、橋の延長線上から若干ずれてしまっていますが…。

月の出の時刻に合わせて撮影したら、予想図のような写真が撮れることでしょう。

次に行った時はチャレンジしてみたいと思います!

 

注:

設計意図を公園事務所に取材した上で予想図を作成しましたが、月の出の時刻に実際に予想図通りの風景になるかどうかは現時点では未確認とのこと。興味のある方は、ぜひ現地で確かめてみてください☆

 

本気すぎるポイント② お月見を音楽で彩る”月の音楽会”

 

島唄ライブ

水上舞台で繰り広げられる音楽会

 

観月の夕べのメインイベントは、何と言っても水上舞台で行われる月の音楽会

お月見情緒を最高潮に高める粋なライブです。

2018年は奄美島唄を歌う朝崎郁恵さんが出演。

NHK BSプレミアム『新日本風土記』のテーマ曲、といえばピンと来る方も多いのでは。

 

観月橋の上からライブ鑑賞する人々

観月橋の上からライブ鑑賞する人々

 

奄美島唄は、千年のいにしえより歌い継がれているんだそうで…。

漆黒の夜空に輝く満月を眺めながら島唄を聴いていると、

一瞬、太古の昔にタイムスリップしたような…

そんな不思議な気持ちになりました。

 

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本気すぎるポイント③ お月見は日本の行事。だから和の演出に徹する

 

「お月見は昔ばなしのような風景の中で、のんびりと楽しみたい!」

日本庭園が会場のこちらのお月見では、そんな願望を100%叶えてくれます。

 

会場のそこかしこでかがり火が焚かれます

会場のそこかしこで焚かれるかがり火

 

和を感じさせる照明が足元を照らします。

和デザインの照明が足元に点々と

 

そして、こちらは交通が多少不便な場所にあるせいなのか、

大々的に宣伝していないせいなのか、

人でごった返すこともなく終始落ち着いた雰囲気。

会場のあちこちにあるフリースペースで、ゆったりと、想い想いに月見を楽しむことができるのです。

 

静かな和の空間で月を眺める。絵に描いたようなお月見風景。

静かな和の空間で月を眺める。絵に描いたようなお月見風景。

 

本気すぎるポイント④ お月見に欠かせないお月見和菓子も用意

 

会場で売っていた月見まんじゅう

会場で売っていた月見まんじゅう

 

会場内の出店では、月見だんご・まんじゅうが売っているので食べながらお月見を楽しむことも♪

素朴で美味しかったです。

観月楼では日本庭園を眺めながらお抹茶を頂くことができます。

(お茶菓子付きで500円)

 

本気すぎるポイント⑤ お月見を楽しみつくす多彩な催し

 

観月の集いのさらなる魅力は、あらゆる角度から十五夜を楽しむ多彩な催しが用意されていること。

子供から大人まで、みんなが楽しめる企画が満載です!

 

【お月見どろぼう】

お月見どろぼうとは、各地で行われている子供たちのお月見行事のひとつ。

中秋の名月(十五夜)に飾られているお月見のお供え物を、この日に限って盗んでいいというもの。

こちらのイベントでは「お月見どろぼうです!」と声をかけるとお菓子がもらえるそうです。

(音楽会の翌日に開催)

 

園内に飾ってあった月見だんご

園内の一隅にお供えされた月見だんご。手作りで美味しそう!

 

【月の天体観測】

眺望の良いデッキにたくさん用意された天体望遠鏡で、月や火星を観測することができます。

のぞいてみると月の表面が想像以上に明るく輝き、クレーターもくっきり。

「すごーい!」「きれい!」とあちこちで歓声があがっていました。

お子さんにおすすめです!

 

【月のアート展】

月をテーマにしたアート作品の展覧会。

アーティストたちが表現する様々な月を楽しめます。

 

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ここに、お月見の全てがある!

そんな気さえする完成度の高いお月見イベントだと思いました。

 

観月の夕べは毎年開催されているようです。

開催告知はこちらをチェック!

素敵なお月見になりますように…。

 

そうそう、日中の水景園もとても素晴らしいので昼間も訪れることをオススメします♪

 

里山の風景を楽しめる

水景園に広がる里山風景

 

 

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