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予防接種 年齢別接種のポイント

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生後1か月~1歳

e3d47316bc66ce38c63dbb1b77d07783_sワクチンの種類が増えてきて、「何から接種すれば良いかわからない」という声をよく聞くようになりました。
中には、「まずは集団接種のBCGから」と考え、出遅れてしまったという方も。

予防接種をこれからスタートする、もしくは、ほとんど予防接種をしていないお子さんには、スムーズに接種を進められるよう、ご家族と最適なスケジュールを一緒に考えていきますので、ぜひご相談下さい。
お子さんの状態と周囲の環境、また、ご家族の意向もお聞きしてスケジュールを立てていきます。

同時接種について、「複数のワクチンを一度に接種すると身体に負担がある」「抗体がつきにくい」といった情報に接し、不安に思われることもあるかと思いますが、そういった事はありませんので、ぜひ安心して受けてくださいね。

●生後6週〜
ロタウイルスワクチン・・・乳幼児の感染性胃腸炎の代表、ロタウイルス腸炎を予防するワクチン。

6週から接種できますが、2ヶ月まで待って、ヒブ・肺炎球菌ワクチンと同時に接種した方が、全てのワクチンが早く終了します。

(自費:ロタリックス1回12000円×2回接種,ロタテック1回8000円×3回接種)

●生後2ヵ月〜
ヒブ・肺炎球菌ワクチン・・・髄膜炎を予防するワクチン(公費)

※ヒブ・肺炎球菌のワクチンは、できるだけ4週おきに生後6カ月までに3回接種して基礎免疫をつけることが大切です。

●生後3ヵ月〜
四種混合ワクチン

●生後5~7か月〜
BCG・・・
お住まいの区で決められた日程の集団接種となります。

 

B型肝炎ワクチンについて】

予防接種が多い時期ですが、家族や周囲にB型肝炎のキャリアの方がいる、また集団生活に入るお子さんは特に、B型肝炎ワクチンの接種も2ヵ月から受けてほしいと思います。
B型肝炎は、一度かかると持続感染し、将来、肝がん・肝硬変になるリスクがあるので、WHOの推奨ワクチンでもあり、海外では必須になっている国が多いのです。現在、母子感染予防の場合のみ保険適応ですが、近年、日本でも10代の子供たちのB型肝炎発症が増えており、すべての子供達が受けるべきワクチンです。
(自費:当院では1回¥4000、3回接種必要、年齢に関係なく接種可能)

※B型肝炎ワクチンが2016年10月より定期接種になります。
対象者は、2016年4月生まれ以降のお子さまです。



日本脳炎ワクチンについて】

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かかると怖い日本脳炎は、蚊が運んできます。

日本脳炎とは・・・
このウイルスに感染した蚊に刺されることで発症する脳炎です。蚊が発生する夏に多くみられます。

ここ数年、日本国内でも小児の日本脳炎発症例(11か月~10歳)があり、昨年は生後11ヶ月のお子さんが発症し、後遺症が残ったという報告もあります。

日本脳炎ワクチンの標準の接種年齢は3才となっていますが、実は生後6ヶ月からなのをご存知ですか?

以下の項目に該当するお子さまには、生後6ヶ月になったらできるだけ早く接種し、発症を防ぐことをお勧めしています。

 

● 下記の地域にご実家がある・滞在することが多い

西日本

沖縄 宮崎 鹿児島 熊本
福岡 大分 佐賀 長崎
山口 鳥取 兵庫 高知 香川 三重

東日本
静岡 山梨 千葉 茨城

● 東南アジアや中国・韓国に海外旅行に行く(日本脳炎流行地域

※「日本脳炎」という名前から日本だけの病気と思われがちですが、日本からフィリピン、インドあたりまで、東南アジアで流行している病気なのです。

早く接種しても抗体保有率に変わりはないことは証明されています。
また、今年は猛暑が予想され、蚊の活動期間が長いと思われます。
特に上記の地域に関係なくても早めに接種しておいた方が安心かもしれません。

詳しくは日本小児科学会のホームページをご覧ください。

【こちらもチェック】2016年6月19日のNHKニュース

「日本脳炎 生後6か月から予防接種呼びかけ 千葉県」


1歳~5歳

1歳になったら、まずMRワクチンです。
Mは麻疹(はしかMeasles)の頭文字。
はしかは死亡することもあるウイルス感染症で、肺炎や脳症などもひきおこします。
Rは風疹(Rubella)の頭文字。
胎児に影響を及ぼすウイルスなので、MRワクチンを2回接種してみんなでお腹の赤ちゃんを守りましょう。
(2回目は小学校入学1年前)
※ワクチンを打っていない20代~30代の男性は風疹にかかる可能性がありますので注意してください。

みずぼうそうのワクチンも、平成26年10月より定期接種となりました。
MRワクチンと同時接種も可能です。こちらは3か月以上あけて2回目を接種します。
(標準的には1歳と1歳半の2回)

次に、ヒブ・肺炎球菌の追加接種です。
どちらも1歳3か月までに接種するのが望ましいとされています。ヒブも肺炎球菌と同様、最終接種後7か月過ぎたら早く受けた方がよいと変わりました。

abbe67b5f37da3565bf49d6a025eb28d_s集団生活に入るお子さんには、おたふくかぜの免疫もつけておきたいところです。
MRワクチンとおなじく、1歳で1回目、2回目は小学校入学1年前です。
(自費:当院5000円)

4種混合の追加接種も、1期3回接種後、半年たったら可能です。
(標準的には1年~1年半)
追加接種は、基礎免疫とは違い、少し間があいてしまっていても大丈夫、ぜひ接種してください。
(7歳半までは公費)。

三種混合に含まれる百日咳は、咳が長く、少し息苦しくなる気道感染症ですが、低月齢の乳児がかかると重症です。赤ちゃんにうつさないように、出産前にお兄ちゃん・お姉ちゃんの母子手帳を確認してくださいね。

日本脳炎ワクチンは再開されてから、生年月日がH7年6月1日以降のお子さんは、20歳未満まで無料で接種できます。
全部で4回の接種が必要です。途中で終わっているお子さんも、間があいても打った方がよいのでご相談くださいね。

 

 肺炎球菌ワクチンについて

平成24年11月から肺炎球菌のワクチンが7価(=7種類の肺炎球菌が防げる)から13価(=さらに6種類ふえて13種類の肺炎球菌が防げる)に変わりました。
今までの7価(7V とシールに記載されています)のワクチンしか接種していない6歳未満のお子さんは、さらに1回、この13価の肺炎球菌ワクチン(自費:当院9000円)を追加接種することで、現在、日本で肺炎球菌による重症感染症をおこす原因の中で一番多い19A型の感染も防げます。この補助的追加接種まで終えて、肺炎球菌への備えができたと考えてくださいね。


小・中・高校生

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小学6年生二種混合があります。
久々の予防接種でうっかり忘れてしまうことのないよう、接種しましょう。

思春期前のお子さんには、B型肝炎ワクチンをお勧めします。

肝がんや肝硬変をひきおこすB型肝炎ウイルスは、血液・唾液・性交で持続感染し、現在、若い世代の発症が増えています。
欧米では多くの国が定期接種にしているワクチンながら、我が国では公費補助はありません。
当院では1回4000円で接種しています(3回接種)。

中学1年から高校2年の女の子は、子宮頸がんワクチンが接種できますが、現在、ショックや疼痛などの副反応との因果関係がはっきりしないため、積極的な勧奨が控えられています。

 

【日本は予防接種後進国

この年代は、あまり病気もしなくなり、「予防接種しなくても大丈夫」と思いがちですが、お子さん達が働く頃には、海外との交流はもっとさかんになり、輸入される病気もでてきます。
日本は予防接種後進国であることを知っていただき、親の責任で、今できる予防接種を受けさせてあげてくださいね。


お気軽にお問い合わせください TEL 06-6537-9213

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