育児が楽しくなる絵本

はらだこどもクリニックが、2017年5月2日に移転&リニューアルオープンしました!

 

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明るくて開放的な待合室

 

それに伴い、本棚に住んでいるこびとたちも新しい待合室へとお引越し。

オープンに合わせて、たくさんの本を置いていってくれています。

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これ

絵本コーナーもワイドになりました♪

 

リニューアル第1弾は、「育児が楽しくなる絵本」。

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何かとストレスが溜まりがちな育児が楽しくなる絵本を紹介してくれています。

 

「うちの子と同じ!」 で気が楽に♪

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いっさいはん

作・絵:minchi

出版社:岩崎書店

 

minchi(みんち)さんがツイッターに描いていたイラストが反響を呼び、昨年絵本化。

一歳半のこどもの生態がただただ描かれているだけなのですが、ページをめくるたび

「うちも同じ〜!」

と共感の嵐です。

 

*じっとしない

*興味のおもむくままイタズラばかりする

*叱ったところでことばは通じない…。

 

このような、かなり大変な時期が一歳半。

「こんなにも大変なのは、うちだけじゃないんだ!」

そう思うだけでなぜか救われる。

”いっさいはん”モンスターにふりまわされるパパやママの気持ちを、ひと時楽にしてくれる絵本です♪

 

こどもの変なクセも笑い飛ばそう

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りゆうがあります

作:ヨシタケシンスケ

出版社:PHP研究所

 

鼻をほじったりモジモジと動いたり、親としてはやめさせたいと思う困ったクセ。

それにはちゃんと「りゆう」があるんだよ!

こどもはそう力説します。

その理由というのが

「よくそんな発想ができるなあ」

と呆れつつも思わず感心してしまうものばかり。

読み進めていくうちに、こどものクセを「アハハ」と笑い飛ばせるような心の余裕が生まれてきます。

こどものクセって、親は気になりだすとムキになってやめさせようとしますが、そんな時にこれを読むと肩の力が抜けることうけ合いの、脱力系絵本です。

 

 

不条理なストーリーに親子で爆笑!

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さるのせんせいとへびのかんごふさん

作: 穂高 順也

絵: 荒井 良二

出版社: ビリケン出版

 

森の病院にやってくる動物たちの病気を治す、さるのせんせいとへびのかんごふさんのお話。

と、ここまではよくある設定ですが、その治療方法が常人の想像をはるかに超えているのです!

まず、注射の仕方がすごい。

へびのかんごふさんが薬を口に含んだかと思うと、患者さんの腕を「ガブリ」!

恐怖にひきつる患者の顔!!

でも、これで見事に病気が治るので、患者さんが途絶えることなくやってきます。

そしてページをめくるたびに、見たことのない治療シーンが次々に繰り広げられるのです。

あまりの荒唐無稽なストーリーに、私は読む声が(笑いで)震えてしまいました。

 

この本に、意味や癒しはありません。

でも、こんな本を読んでおとなもこどもも一緒に大笑いすれば、日々の育児ストレスも一瞬で引き飛んでしまいそう!

笑いの力は偉大です!

 

パパへのイライラに効く!

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ヨチヨチ父 〜とまどう日々〜

作:ヨシタケシンスケ

出版社:赤ちゃんとママ社

 

ママの育児ストレスを分析してみると、その中身はどうも子どもへのイライラだけではなく…。

実はママは、パパにも(相当)イラっとしているようです。

パパにパートナーとしての役割を期待するものの、パパの育児スキルのなさ・意識の低さにストレスを感じてイライラがつのり、いつのまにやらトゲトゲしい会話ばかりに。

それがまた新たなストレスになるという、負のスパイラル。

そんな状態に陥ってしまった時は、ぜひこの本を!

 

作者は先に紹介した「りゆうがあります」のヨシタケシンスケさん。

ヨシタケさんご自身が育児に奮闘していた頃の気持ちが、率直かつユーモラスに描かれたイラストエッセイです。

笑いながら読み進めていくうちに、パパが育児の何に戸惑っているかが女性にもだんだんわかってきます。

まあ、理解したところでパパの育児が急に上達するわけでもないんですが…。

それでも

「だから、パパは私と同じようにはできないのね。」

そんな風に思うだけで、ヒートアップしがちなイライラ指数が落ち着いてくることでしょう。

 

パパって、育児においてはママより10ヶ月遅れて入社した中途採用の人なんですよね。

パパがいきなりママと同じレベルの育児ができなくて当たり前。

だからあせらず少しずつ、パパにお仕事を教えていきましょう。

 

 

トイレ トレーニングも 楽しく♪

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ゆっくとすっく トイレでちっち

作:たかてら かよ

絵:さこ ももみ

出版社:ひかりのくに

 

幼児期の大きな関門のひとつがトイレトレーニング。

「最初はうまくできなくてあたりまえ。だから親の忍耐力が必要。」

なんて頭でわかっていても、失敗されると親はイライラ、こどもはシュンとしちゃう…。

そもそも、慣れないトイレに入ることすら嫌がるパターンもあったりして、そうなるとこっちは頭を抱えてしまいます。

「トイレトレーニングがもっと楽しくできたらなあ」

と思ったらこの本がおすすめ。

 

大人も思わず入ってみたくなるかわいすぎるトイレがたくさん登場して、

”トイレに行ってみようかな”

というこどもの気持ちを盛り上げます♪

また、この本をトイレに置くことで、トイレへの抵抗感を無くしたという活用例もあるようですよ☆

 

 

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小さな子どもを育てるって、本当に忍耐の連続ですよね。

コントロールの効かない相手から、逃げることもできない。

自分でトイレに行ってくれて、ご飯も自力で手をかけずに食べてくれて、公共の場では聞き分けよく座ってくれて。

そんな日が明日やって来るならいいけれど、現実はきっと、明日も子どもにたくさん手をかけて、ふりまわされる1日。

渦中にいる親にとっては、この日々が永遠に続くかのように思えてしまいます。

 

すぐには変わらない現実を、どう乗り切るか。

どうしたら育児が楽しくなるのか。

そのヒントは笑うこと、にあるように感じています。

 

『赤毛のアン』シリーズに、折に触れて思い出すこんな言葉があります。

 

「ユーモアは人生の饗宴においてのもっとも風味に富んだ調味料である。自分の失敗を笑い、そしてそこより学べ。

自分の苦労を笑い草にしつつ、そこから勇気をかき集めよ。」

「小さな障害はみな冗談とみなし、大きな障害は勝利の予報であるということを、あたし実際に学んだの。」

『アンの愛情』(新潮社)p344より引用 

 

育児に限ったことでは無いけれど、すぐには変えられない現実も、ちょっと視点をずらして笑いとばすことで、案外楽しく乗り越えていけるんですよね。

今回こびとたちが並べてくれたのは

親子で楽しく笑いあえる絵本

視点を変え、相手に共感できるきっかけになる絵本

です。

クリニックにお越しの際は、ぜひお手にとって親子で「アハハ」と笑っていってくださいね♪

 

 

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